ガジェットと雑談@信濃まつもと

独自サーバーに書いていた物をはてなに移行。独自サーバーの方でガジェットと経済の記事を書くサイトをはじめました。

iCloudに迷惑メール Dr.OZやChristine MeyerからiCloudのメールアドレスに迷惑メールが来る


2012,11,17
上の写真の迷惑メールが来る。小生は迷惑メールを経験するのは初めてであり、驚きを隠せない。何よりも、ネットショッピング用のアドレスではなく、友達専用のアドレスに来た事に驚いた。ここで小生は「さては友達の誰かがスマホでスパムアプリをインストールしてアドレス帳のデータを持って行かれたな」と予想。しかし、僕は友達が少ないし、セキュリティー面に疎いやつはいないためややその考えには無茶があった。だが俺は友達を疑った。



2012,11,25
またしても同じ迷惑メールが来る。今度は宛先が"undisclosed@me.com"で小生のどのアドレスに来たかわからなくする形式で来た。画像は以前来たものと同じで、クリックするとウェブサイトへ飛ばされる仕様も以前と同じ。『The Spam Mail』である。


この件について調べると次の事が判明した。
・@meと@icloudのアドレスを使う多くのユーザーの元に届いている。
・他のユーザーにも全く同じ内容のメールが届いている。
・差出人は"Christine Meyer"か"Dr.OZ"である。
・Dr.OZはアメリカの健康番組に登場する医者。Christine Meyerは不明。
Appleからメールアドレスが流出したかは現段階においては不明。
・全く使用していないアドレスにも届いている模様。
・画像をクリックすると詐欺サイトへ飛ぶ。


この画像をクリックするとどうなるか? 小生は身体をはった。いや、Macをはった。
画像のURLをコピーすると ttp://e2-92☆net/nmbaxqprberry1web01otkt がURLである事が分かった(間違って皆がクリックしないように"h"を取って"."を"☆"に変更してあります)。しかしクリックすると上記のURLではなく newfxs☆com のURLに飛ばされる。正確には一瞬 ttp://e2-92☆net/nmbaxqprberry1web01otkt へアクセスした後 newfxs☆com へ飛ぶのだ。


これがそのURL先のウェブサイトである。


何処かで見たことあるような? 実はこれ、FoxNewsのウェブサイトそっくりなのだ。ちなみにNewYorkTimesのウェブサイトに偽てある詐欺サイトは多々存在する。そして、アメリカのウェブサイトに偽てある事からこのスパムメールのターゲットが主にアメリカのユーザーである事がわかる。無作為に送っているので日本のユーザーにも届いているのだろう。


そしてこちらが本家のFoxNewsのウェブサイト。


ほらそっくり。迷惑メールのURL先のウェブサイトにもFoxNews同様に"Video"や"Politics"などの項目がありクリックも出来るのだが、すべての項目が www466☆getraspberrydrops☆com というウェブサイトへ繋がっている。賢いのがTwitterのアカウントだけ本家FoxNewsアカウントという事。


で、その詐欺ウェブサイトがこれだ。


物凄くインチキ臭が漂うウェブサイトだ。ここで購入する奴はもう救いようがないって程に。おそらく”お金が貯まる財布”など買ってしまう奴しか買わないだろう。


そして、ウィンドウを閉じようとするとご丁寧にポップアップが。


これはSafariのポップアップなのだが、そうやたら滅多に出現するものではない。個人的な感覚だが、迷惑サイトを閉じる時によく出現する。


とまあこれが小生の元に来た迷惑メールの概要である。皆さんはくれぐれもわけのわからないメールの画像をクリックしないようにしましょう。そして、セキュリティーソフトを入れ、常に最新の状態に保ちましょう。ちなみに小生はNorton先生です。