ガジェットと雑談@信濃まつもと

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うざいGoogle AMPのデメリットと解決策

いつのまにか、Googleの検索結果にAMPという項目が加わった。モバイル端末による高速アクセスを主な特徴とするようだが、私は邪魔で仕方がないと思っている。




メリットでもないメリット

AMPのメリットはモバイル端末での高速表示とデーター通信量の節約だ。Googleがウェブサイトをコピーし(今はウェブサイトの管理者が許可、指定した場合のみだが今後は自動になると予想する)、観覧者にそのウェブサイトのコピーを表示させる事によって成り立っている。各ウェブサイトのサーバーではなくGoogleサーバーのキャッシュデーターを表示しているのだろう。


だが、今はモバイル端末でも十分に高速なデーター通信ができるし、動画でもない限り通信量が大幅に多くなる事もないだろう。ただ、急激なアクセス増でサーバーがパンクした場合などは便利かもしれない。それでもこの後に記載するデメリットと比較して、デメリットの方が圧倒的に大きくなるのではないだろうか。


最大のデメリット

デメリットは反映に時間を要する事。例えば、誤字や参照元などを修正した場合、それがAMPに反映されるまで時間がかかるのだ。それは先ほども書いた通り、AMPではGoogleのサーバーにコピーされた物が表示されるためだ。Googleが更新してくれなければ反映されない。

さらにもう一つデメリットと感じることがある。それはブックマーク登録がAMPアドレスになってしまうのだ。これはユーザー側にもウェブサイトの管理者側にもデメリットだろう。



解決策を考える

では最後に解決策を考えてみる。それは検索エンジンを変更だ。Googleを使う限りAMPを非表示にする事は不可能。ではどうするかというと、検索エンジンYahoo!に変えてしまう。検索結果の違いが気になるかもしれないが、日本のYahoo!Googleから検索結果を提供してもらっているのでそこの変化はない。ただ、そうするとヤフー知恵袋が強調されるデメリットも出てくる。なかなか難しい選択だ。


追伸(2017年11月27日 記述)

このブログの読者さんからの投稿により分かったのだが、どうやら現在はYahoo!でもGoogleのAMPと同様の機能ができたようで、ヤフーで検索をしても大差ない結果になってしまったようである。このブログもそうだが、モバイル端末からのアクセスが大半をしめており、少しでも読み込み速度を速く、データー通信量を軽くするのが主流になってしまったようである。ただ、モバイル端末の処理能力やデーター通信速度も年々向上しているので、そこまでブログ側が速度と容量を気にする必要もないと私は思っている。Bingはどうなのだろうか?