ガーシーが当選した理由は格差問題を解決したから
ガーシーがNHK党から立候補して見事当選したよ。
なぜって思う人も多いが、なんら不思議な事はないわけ。
いわば日本の格差放置が生んだ勝利だと思ってる。
驚くべき事は社民党より票を集めた点。
明確な数字はないけど日テレの出口調査ではNHK党は男性の方が支持率が高いんだよね。
んで、ガーシーと同年代ってまさに超就職氷河期世代なの。
就職って本人の実力のように思われるけど、これは完全に政策次第と言っても良い。
もっと言えば金融政策の結果が失業率で、その結果が就職の成否なんだよね。
んで、就職氷河期世代はまさにその政策の失敗のツケをくらった世代。
その世代は(もちろん不景気は日本全体なので国民全部だが特に就職氷河期世代ね)ここ20年程、格差を感じながら生活してきたわけ。
それと同時に「格差をなくす!」という無能政治家を信じてきたわけ。
「格差のなくす!」と言っても、その方法は金融政策と財政政策しかないからそこを語らない政治家は口だけ番長ってすぐにわかるけど、日本国民は馬鹿だから気が付かない。
んで、「俺たちの格差縮まんねえじゃん!」ってフラストレーションが溜まってきたわけ。
そりゃ金融政策と財政政策をまともにやらずに格差が縮まるわけないんだけど、馬鹿だから(勉強しないから)気がつかない。
そんな中、ガーシーが登場して綾野剛やら楽天三木谷の暴露を始めた。
暴露されてるのはほんの一握りの富裕層と勝組だけど、知ってる名だからとても大きな事に感じる。冷静に見れば超ミクロな話しなんだけどね。
ガーシー砲の標的は社会的な信用度が下がるよね。
格差をなくすには、下の層を底上げする事。さっきから書いてる金融政策と財政政策で失業率を下限に持って行って人手不足を起こし、賃金上昇を発生させる方法。
だけどもう一つあって、それは上の層を落とす方法。上が下がれば格差は縮まるでしょ。これをやったのがガーシーなの。もちろん超ミクロな話しだけど、誰もが知ってる上の層を落とした事でバカはマクロな事と勘違いする。
「勝組が落っこちて格差が縮まった! よくやったガーシー! 応援するぜ!」となり票を集めたってわけ。
んで俺はどこに入れたかって? もちろんガーシーさ。