2.5kgに耐える! マンフロットのミニ三脚 PIXI EVOの実力
マンフロットのミニ三脚、PIXI EVO 5段階調節ミニ三脚を購入したので紹介したい。2.5kgまでのカメラに対応しているので50-140mmの大型レンズをつけてみた。
写真で紹介
ミニというわりには大きい事に気がつく。20cm、250gだ。iPhoneと比べてみた。
脚の開きは2パターン。55度と80度だ。
高さは5段調節だが、1段の幅がとても小さいので伸ばすか縮めるかの2段で使うのが実用的だ。
脚の先はゴムの滑り止めが着いている。
最大2.5kgまで耐えられるならばと、若干無茶な事をやってみた。装着レンズはXF50-140mmで995g、カメラはX-E2で350g、合わせて1,345gだ。
脚を伸ばした状態だときしむ感じがあり不安だが、脚を縮めた状態ならば問題なさそうだ。
脚を縮めた状態ならばこのくらいまで傾けても問題ない。問題ないが少し押すと転がるので注意は必要だ。
カメラを縦持ち方向にすると転がってしまう。ちなみに、傾けて倒れないのは750gまでと説明書に書かれていた。
感想
今まではゴリラポッドを使っていたが水平にならないうえ、脚が撮影中に曲がってきてしまう事がよくあった。そこで、今回マンフロットに買い換えたのだ。
PIXI EVO 5段階調節ミニ三脚は、ミニとはいえしっかりとした安定感がある。
ゴリラポッドほど設置場所に自由はないが安定する事が三脚には最も重要なので満足だ。
ただ、最大荷重2.5kgと書かれているが、今回の約1,300gの荷重でかなりギリギリな感じがした。
「耐えられる」と「安心して撮影できる」は別物だ。
そうはいっても、望遠レンズでも付属レンズのような軽いものや、フォーサズ用のレンズならば余裕で支えてくれるはずだし、動画用のハンディーカメラをテーブルに置いて撮影するのにも十分耐えられる。
ミニ三脚本体は250gとそこまで重たくないので、カメラバッグに入れておけばいざという時に役立ってくれるだろう。
また、動画撮影では脚を畳んだ状態で手に持つ事により、手ブレを軽減して撮影できるようだ。
Go Proのような小型すぎて持ちにくいカメラには手持ち用でいいかもしれない。だが、動画メインで撮影したいのならばスタビライザーを使った方がいい。
以上。ミニ三脚を買う予定の人は、ミニサイズで出せる最大のパフォーマンスをPIXI EVO 5段階調節ミニ三脚で体験してほしい。