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白川郷はIsite Takayamaバスツアーでお得に観光【旅録】

世界遺産白川郷へ行く方法は色々あるが、Isite Takayamaバスツアーがお得だ。そのほか飛騨民俗村・飛騨の里にも行ってきたのでその時の様子を書く。写真も豊富に載せておくので旅行の際の参考にしてほしい。

白川郷への行き方

名古屋方面、金沢方面からのアクセスもあるようだが、私は高山駅から向かった。というのも私の故郷である長野県の松本と高山は意外に近くアクセスがいいからだ。

東京方面に住んでいる人は松本で一泊、次の日に高山、白川郷というプランが良いかもしれない。なんなら帰りは金沢経由で帰ることもできる。

白川郷へは高山バスセンター(JR高山駅すぐ横)からバスが出ている。このバスが予約制で往復4,420円と高い。

そして、パンフレットなどでよく見る『白川郷』という感じの写真を撮るには展望台へ行かなければならない。

白川郷の写真

展望台までは白川郷バスターミナルから徒歩約20分。バスでも行けるが往復400円。

とにかく移動費が高い。

Isite Takayamaバスツアーがお得

なんとなくホテルで観光チラシを見ていると『Isite Takayama』というバスツアーのチラシを発見。

値段は4,400円で展望台にも行ってくれる。移動中は添乗員によるガイドもつく。

時間は7:50、13:20の1日2ツアー。

もともとのバスが予約制なうえ、ウェブサイトも分かりにくかったので私はこのツアーに申し込んだ。展望台まで行けて4,400円はお得だろう。

申し込んだのは7:50のツアー。

偶然選んだこの7:50という時間帯は、展望台(滞在時間約20分。悪路だと中止)も白川郷集落(滞在時間約90分)も、他の観光客がとても少ない時間帯でかなりよかった。

白川郷集落の滞在時間が90分というのは少ないかとも思ったが、一通り見て回ることができたし、栗ぜんざいとコロッケを食べる時間もあったので十分だろう。

何よりも時間が経つにつれて観光客が押し寄せてくるため長居は無用だと思えた。白川郷を撮影しているのか人を撮影しているのかわからなくなる。

どんどん観光バスが到着する。ハイシーズンはとんでもない事になりそうだ。

白川郷の写真

ちなみに、このIsite Takayamaバスツアーは外国人観光客向けのようで、この日もシンガポールだかマレーシアだかからの観光客で私以外は全員外国人だった。

よってガイドも英語。日本人が多い時は日本語でもやるのかは不明。

ただ、英語といっても日本人の英語のなので聞き取りやすい。bとdを書き間違えていた私でも理解できたので大体の人は理解できるはずだ。

ガイドの内容は合掌造りの名前の由来や雪国だからこその屋根の角度について。さるぼぼとは何か、と言った話しだった。

白川郷で撮影した写真

ガイドさんにとってもらった私と白川郷(展望台から撮影)

白川郷の写真

朝日に照らされる白川郷(展望台から撮影)

白川郷の写真

田んぼと残り雪

白川郷の写真

集落

白川郷の写真

屋根から出る湯気

白川郷の写真

白川郷の感想

上記の通り、私が訪れたのは観光客が少ない時間だったのでのんびりとした風景を見ることができたし、軽食屋『花水木 白川』で静かに栗ぜんざいを食べる事もできた。

喫茶店の写真

日本の世界遺産で、日本人が暮らし、日本人がお店を切り盛りしているという点もすごくよかった。

というのも、世界遺産で有名で私も訪れた事がるベネチアはオーナーがアジア系という店が多いからだ。私がお土産を買った店もアジア系だった。

中国人オーナーのレストランでボッタクられたという人が出てBBCのニュースになるなどのトラブルも起きている。

もちろんいきなりそうなったわけではなく、観光客の多さに元々の住民が住みづらくなり出て行ってしまった事が根底にある。

今は観光業で栄えている場所なので判断の難しいところだ。

話を元に戻す。

白川郷には入場料を払って入る事のできる合掌造りの家もあるが、高山にある飛騨民俗村・飛騨の里の合掌造りの方が昔ながらの雰囲気が残っていて良かった。

時間のある人には飛騨の里もオススメだ。

白川郷にある合掌造りの家は今でも人が住んでいるのでよくよく見ると現代的な部分もありそれはそれで面白いが。

白川郷には民宿もあるので泊まるという手段もありかもしれない。

飛騨民俗村・飛騨の里へ行く

飛騨の里の写真

私は白川郷へ行く前日に飛騨の里という場所へ行った。高山バスセンターからバスで約10分だ。

高山バスターミナルで入場券とバスがセットになった券が売っているのでそれを買うと良いだろう。たしか980円だ。窓口ならばクレジットカードも使える。

観光客は古い町並み方面と白川郷へ集中するので飛騨の里は空いていた。

飛騨の里には移動させてきた合掌造りがあり、小さな村が再現されている。飛騨の里に入場してしまえばその中の合掌造りは無料で入る事ができる。

合掌造りの中には蚕のマユや糸を作る道具なのどもあり、蟲師の『虚繭取り』の話しを思い出した。

そして、昔の雰囲気が再現されているので白川郷より雰囲気のある写真が撮れる。

飛騨の里で撮影した写真

雪が降ってきた

飛騨の里の写真

唐臼小屋(右の小さい小屋)と合掌造り

飛騨の里の写真

昔を想像した時に見る風景

飛騨の里の写真

おまけの写真

高山駅が新しくなっていて驚いた。この写真は2012年に撮ったもの。

凍結防止にあえて濡らす。

高山市内の写真 高山市内の写真

『食事処のがわ』飛騨牛蕎麦を食べた。寅さんが旅先で食事に使うような雰囲気の店で気に入った。

飛騨牛蕎麦の写真

『麺屋しらかわ』高山ラーメンを食べた。ラーメン屋が多くどこが良いかわからないので地元のガイドさんに聞いた。濃い味で美味い。

高山ラーメンの写真

写真は撮りそこねたが『平安楽』でチャーハンと餃子も食べた。安くて美味い。私以外の客が皆外国人という白川郷のバスツアー状態。

というわけで以上。飛騨高山旅行の参考になれば何より。