FUJIFILM XプリントとAppleのプリントサービスを比較してみた
FUJIFILMではミラーレスカメラのXシリーズ専用のプリントサービスが用意されている。普通のプリントと本当に違いがあるのか、Appleプリントと比較してみた。
まさかのFUJIFILM委託
FUJIFILMのXプリントと、前回フォトアルバムを作った際に利用して大満足したAppleの「写真」アプリで注文するプリントで比較した。サイズはA4。Xプリントではクリスタル(超光沢用紙)を選択した。
ここで思わぬ誤算が生じた。Appleで注文した写真がFUJIFILMへの委託だったのだ。前回のフォトブックもそうだったのだろうか? 今回はしっかりプリント用紙の裏にFUJIFILMのマークもあり、贈り主も「富士フィルムイメージングシステムズ」となっていた。
Appleプリント vs Xプリント
値段
Appleプリント:974円(内送料300円)
Xプリント:2,976円(内送料600円)
色味
Xプリント:Macより若干暗め。
これは、XプリントがXプリントマイスターという人によって調節されているためだと思われる。ただ、よくあるお店プリントのように「こんな色になりおった!!」というようなイメージからかけ離れる色ではない。
インク(インクジェットではないのでインクと言って良いのかは不明)
Appleプリント:美しいが、横にXプリントがあると美しく思えない。
Xプリント:澄んでいる。モヤッと感がなくクッキリと撮影時の解像感を維持している。
Appleプリントを始めに見ると綺麗だと思えたが、横にXプリントを置いて比べるとモヤッとしているとわかった。特に光源近くのにじみ具合で違いがわかる。Xプリントはまるでその場でその光を見ているような感覚がある。
紙質
Appleプリント:今まで見てきた多くの写真用紙。
Xプリント:反射の次元が違う。
光に当てて見ると違いがよく分かる。Appleプリントはザラザラというかデコボコと反射するのに対して、Xプリントは鏡のように反射するのだ。この反射の違いが見たときのモヤッと感の違いになっているのかもしれない。ただし、私はXプリントではオプションの超光沢紙のクリスタル印刷を選んだため、普通のXプリントで違いが出るかは不明だ。