iPhone iOS13の省データモードってなんだ?
iPhoneに『省データモード』なる機能が追加されていた。iOS13の機能のようだが、なんの事かさっぱりだったので今回はこの省データモードを説明したい。
オンオフはWi-Fi設定、モバイル通信設定で
設定→Wi-Fi→(i)マーク→省データモード
設定→モバイル通信→通信のオプション→省データモード
でオンオフの切り替えが可能だ。
省データモードをオンにすると
・appのバックグラウンド更新が全てオフになる ・使用していないappのデータ通信頻度を抑える ・YouTubeなどのストリーミングの画質を抑えて通信量を節約 ・自動バックアップを無効化 ・自動アップデートを無効化 ・iCloudの写真同期が無効化 ・FaceTimeなどのビデオ通話の画質を抑えて通信量を節約
などが行われてデータ通信量を抑えてくれる。
どんな時に使うのが良いのか
もちろんデータ通信量を節約したい時。
例えば月の使用量が上限に迫った時など。Appleは通信速度が遅い時の使用も勧めている。
使うメリットはあるのか
正直、Wi-Fiはもちろん、モバイル通信でもオンにするメリットはないと思う。
私は格安SIMで月1GBプランなのだが、省データモードがオフでもYouTubeやプライムビデオをモバイル通信で見なければ十分間に合う。
これでストリーミングが低画質になって通信量を抑えたとしても、そもそも月1GBなのですぐにオーバーしてしまうだろう。
ちなみに、Amazonビデオは標準画質で1時間あたり約380MBの通信量だ。
Appleは通信速度の遅いエリア(フリーWi-Fiなど)で使う時にオンにする事を勧めているが、それもアプリ側で自動で調節してくれるので必要ない。
例えばYouTubeも通信速度が遅いと自動で画質を落として読み込んでくれる。
というわけで、「『省データモード』はいらない機能だと思う」が結論の省データモードの説明でした。