ついに登場! RICOH GR3の凄いところを紹介
ついに発表されたGR3。今回は待望のGR3について、凄いところをスペックをまじえて紹介しつつ、期待と要望を書きたい。
GR2、最大の欠点は克服なるか?
何を欠点と思うかは人それぞれだろうが、私はGR2の欠点はISO感度ノイズだと思っていた。
ISO800が許容ISOの最大値だと思った。
その欠点があるのでFUJIFILM X70を選んだのだ。
まあX70もそこまで高感度に強いわけではないのだけれども。
そして今回のGR3。リコー公式ホームページの『特徴』でISO2000の写真が載っているが、かなり綺麗に仕上がっている印象だ。
説明欄でも『独自の信号処理技術が可能にしたISO 102400の高感度』とうたっているので、かなり力を入れて改良してきたことがうかがえる。
もちろんウェブサイズなので印刷物を見るまではっきりとはわからないが。
APS-C、このサイズ、手振れ補正あり
正直、APS-Cセンサーを搭載しているのに、旧機種GR2のサイズを維持したまま手振れ補正が付いたのは驚きだ。
NDフィルターも内蔵されているので、手振れ補正と合わせて手持ちでの表現が広がりそうだ。
ただし、この手振れ補正は回転振れを防止してくれるタイプのみのようで、縦横揺れには対応していないので注意。
それでも18mm単焦点なので十分だと思うが。
最短撮影距離6cm、撮影倍率0.35倍
GR2の最短撮影距離がレンズ先端から10cmだったので、4cmも近づけるようになったのはとても大きい変化だ。
公式サイトによると撮影倍率は0.35倍とのこと。
欠点はこれを使うにはマクロモードで撮影する必要があり、その切り替えは手動という点だ。
そうはいっても、マクロ写真を特別なオプションパーツなしでスナップカメラで撮影できるのはとても嬉しい。
素晴らしい色表現
ISOノイズだ手振れ補正だと言っても、私にとっては色が一番重要なポイントだ。
GR2もそうだったが、GR3も良い色で仕上がっている。
特に『ポジフィルム調』というイメージコントロール(フィルムシミュレーション)の色表現が控えめな発色ながら迫ってくる雰囲気がありとても良い。
『スタンダード』のイメージコントロールも落ち着きがあり最高だ。
FUJIFILM以外でここまで良い色を表現しているのはリコーだけだと思う。
本当に素晴らしい。
改善点はEVFの搭載
ひとつ改善点をお願いするとすればEVFを外付けでも良いので搭載可能にしてほしいという事だ。
現状、外付けは光学ファインダーしか選べない。
というわけで、GR3への期待期待を込めての記事でした。