日光東照宮より二荒山神社! ポップな三猿はやっぱりポップだった。
日光東照宮を観に行ったもののがっかり。対照的に二荒山神社が想像以上に良かったので紹介したい。
はじめに
日光東照宮に行くにあたり、浅草から東武日光まで『けごん』という電車を使った。これには新型の『リバティけごん』というのもあるが、乗るなら絶対に『リバティけごん』にするべきだ。行きは『けごん』、帰りは『リバティけごん』を利用したのだが、あまりの差にビックリした。『リバティけごん』は綺麗な上、コンセントも付いている。トイレもホテルのトイレのように快適だ。まあ、乗り比べて差を確認するのもありだが。
こりゃあかん東照宮
本題。日光観光の目玉とも言える日光東照宮。つい最近お披露目となった陽明門は綺麗に塗り替えられているのだが、きらびやか過ぎてどうも落ち着かない。いや、もともときらびやかであって、その姿になったのであろうけど、タイのド派手な仏像に有り難みを感じられないあの現象だ。
問題児、三猿
これがこのほど一悶着を起こしている三猿である。私も実際に観るまで思わなかったが、確かに目がパッチリし過ぎている。ポップだ。修復の際に前々回だかその前だかの三猿を元にしたため、前回の三猿と違ってしまったようだ。今回が特別顔が変わったわけでもなく、修復の度に変わっているようである。だが、修復のたびに顔を変えて良いのだろうか? それはもう修復でなく整形である。キリストの壁画状態(おばあちゃんが勝手に修復したあれ)だ。
おすすめは断然、二荒山神社
まず何と言ってもこの落ち着いた雰囲気が良い。派手さは無いが凛と佇む。
かと思えば、やっちまったぜ萌化! ご当地萌えキャラ日光版らしい。私はオタクだが、何でもかんでも萌化するものではないと思う。
霊水。飲むと御利益があるようだが、湧き水は菌がいそうで直接飲むのに抵抗があるので、その水を使った抹茶を隣の喫茶店で頂く。気にしない人はペットボトルに入れて持ち帰れるのでどうぞ。
杉の木に楢の木が接ぎ木(おそらく自然に)されているので、縁結びに良いということのようだ。解説の看板に「すぎ(き)ならいっしょに! 好きならばと一緒になりました」と書かれている。スギとナラの木だからなのだろう。は? 楢の木とはどんぐりの木のことだ。
見ての通り、左は杉、右は楢になっている。
そして、猫もお祈りしている。