川崎大師で大開帳奉修の赤札をもらうまで
『赤札』とは川崎大師大開帳簿奉修で10年に一度配られるレア札の事だ。
川崎大師駅着。
川崎大師前の商店街。飴やお土産が多く売られている。赤札入れも売っているので欲しい人は買っておこう。
川崎大師。供養塔が建てられている。触りたい人は多少並ぶ。多少なので直ぐに触れるだろう。
ということで、これが赤札をもらう列。少しずつ前進するのではなく、大まかに50人前後のグループに区切られている。
私が行った時には上の写真のグループには並びきれず、別の場所に並ぶ事になっていた。ところがそれがラッキーだった。数少ない日陰のグループに割り当てられたのだ。炎天下で1時間以上待つのは大変だ。
さてさて、どれほど並ぶのか。10分も経たないうちに新たなグループが誕生。
本堂で靴を入れるビニール袋を渡される。本堂では土足、帽子、ペットは厳禁との事。
日陰は涼しく快適だが、立ちっぱなしなので腰が痛くなる。待ちきれずに帰る人も数人いた。
およそ1時間を過ぎたところで動き出す。
いったいあとどれ程待てば良いのだろうかと思っていたが、一気に本堂横へ到着。もしかしたら、混雑するので待ち位置は固定なのかもしれない。病院の外待合室、内待合室みたいな感じだ。
ここからは写真禁止なので地図で解説する。本堂に入るが、まさかのスルー。「速く進んでください。詰めてください」と急かされる。
本堂内から裏口っぽい所へ向かい、市役所なような建物内を進む。館内放送でお経が流れているのが面白かった。違う建物に入り土足を履く。
「ここからは手を合わせて進んでください」と言われ手を合わせて進む。
10数人くらいの坊さんがお経を唱えて出迎えてくれる。列になって進むが、自分の両脇で坊さんがお経を唱えているので気が引き締まる。
数メートル先で待ちに待った赤札を坊さんから手渡しで受けとる。当然無料だが、気持ち程度のお金を入れることも可能。ただ、もう少し壮大な渡し方だと思っていたので少しあっけなかった。
その先は出口。先程並んでいた本堂横の近くに出てくる。
これがその赤札。小さな紙なので気をつけないと風で飛ばされたり破れてしまいそうだ。
並び始めて赤札をもらうまでの所要時間、約1時間30分。