OLYMPUSのPENシリーズを友人にすすめる理由
私がよく友人や知り合いから最も聞かれるカメラ関連の質問は「カメラ欲しいんだけど何がいいかな?」である。大概は2、3年前に買ったコンパクトデジタルカメラを使っていて買い替える場合が多い。
すると友人は決まってこう答えるのである。「高いわ! どんなに出せても3万円だわ」
友人がそう答える事は容易に想像できた。友人はカメラが趣味なわけでもなければ、ただ無意味に写真を撮る事を目的としていないからだ。そこで私はスマホで撮る事をすすめる。最近のスマホはかなりキレイな写真が撮れるし、アプリと連動して編集や整理が簡単だからだ。しかし何故か友人は、一応『カメラ』という形で持っていたいと言ってくる。わがままである。
すると私は決まってOLYMPUSのPENシリーズをすすめる。ミラーレスだ。
ミラーレスをすすめると友人は決まって「ミラーレスって、普通のカメラとどう違うの?」と質問して来るが、私は決まって「画質がめちゃくちゃキレイなんだよ」と曖昧に答えるのだ。センサーサイズと画素数、ミラーありとなしの構造の違いなどを話すと、友人は決まって「ふ~ん。なるほどね」と100%分かっていないにも関わらず分かったとこにして話しを終わらせる行動に出るのが容易に想像できるからである。
私がOLYMPUSのPENシリーズをすすめるのには理由がある。
1, コンパクトで可愛らしく、カメラマニア臭がしない。
ポケットにもすっぽり入るくらいコンパクトで、デザインがポップ。特に女性には扱いやすいだろう。
2, タッチシャッターで思い通りに撮れる。
よくある失敗談は「シャッターを切ったがピントが予期せぬ場所に合ってしまい、肝心の被写体がボケて写った」と言う話しだ。OLYMPUSのタッチシャッターは背面液晶を見て、被写体をタッチするとそこにピントが合いシャッターが切れる。他社のカメラにも同様の機能はあるが、OLYMPUSはタッチしてからシャッターが切れるまでの時間が短く、シャッターチャンスを逃す事がない。
3, 型落ちが安くなりやすい。
友人の出した3万円という値段は決して高くない。ミラーレスのレンズセットならば安くても8万円くらいはしてしまう。そこで狙い目なのが型落ちカメラだ。型落ちは半額近くまで値段が下がる。しかし、全てのカメラが値下がりするわけではない。FUJIFILMのミラーレスはあまり値段が動かない傾向がある。比較的高級機種である事と、値下げをしなくても売れる為だ。一方、OLYMPUSのPENシリーズは値段の下落が激しい。一年も経てば半額以下になる事がよくある。一つ注意したいのは、値段は下がりっぱなしではないという事。上下しながら下がって行くのだ。
4, 完成度が高い。
OLYMPUS以外にもミラーレスはそろっているが、OLYMPUSはずば抜けて完成度が高い。FUJIFILMはマニア向けの機能が多く色も素晴らしいが、友人が求めるそれとは全く違う。タッチパネル非搭載など残念な部分もある。NikonとCanonもミラーレスを出しているが出遅れ感が否めない。型落ちを購入するとなれば尚更だ。SONYは素晴らしいカメラを出しているが、タッチシャッターはOLYMPUSの方が良い。
これらが私がOLYMPUSのPENシリーズをすすめる理由だ。値段を気にしないのであればFUJIFILMをすすめたいが、限られた予算となるとOLYMPUSをおすすめする。FUJIFILMの色は本当に素晴らしいのだ。
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