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Canon EOS KISS X7 X7i の違いはこれだ! あなたへのオススメはどっち? 

CanonEOS KISS X7EOS KISS X7iの一番の違いは、バリアングルの有無だろう。KISS X7iはバリアングルを搭載している。では、その他に大きな違いはあるのだろうか?


それでは二機種の主な違いをまとめたので見てみよう。

KISS X7iのみの仕様は”赤”
KISS X7のみの仕様は”青”
と色分けしてある。


撮影可能時間
KISS X7i
常温(23℃)約1時間40分
低温(0℃)約1時間20分
(フル充電のバッテリーパックLP-E8使用時)

KISS X7
常温(23℃)約1時間5分
低温(0℃)約1時間
(フル充電のバッテリーパックLP-E12使用時)


連続撮影速度
KISS X7i
最高約5コマ/秒

KISS X7
最高約4コマ/秒


連続撮影可能枚数
KISS X7i
JPEG(ラージ/ファイン):約22枚(30枚)
RAW:約6枚(6枚)
RAW+JPEG(ラージ/ファイン):約3枚(3枚)

KISS X7
JPEG(ラージ/ファイン):約28枚(約1140枚)
RAW:約7枚(約8枚)
RAW+JPEG(ラージ/ファイン):約4枚(4枚)


ファインダー倍率
KISS X7i
約0.85倍(50mmレンズ・∞・-1m-1)

KISS X7
約0.87倍(50mmレンズ・∞・-1m-1)


KISS X7i
9点オールクロス測距(中央F2.8対応クロス測距)

KISS X7
9点AF(中央クロス測距、F2.8 対応・縦線検出)


露出制御方式
KISS X7i
プログラムAE(シーンインテリジェントオート、ストロボ発光禁止、クリエイティブオート、ポートレート、風景、クローズアップ、スポーツ、スペシャルシーン(夜景ポートレート、手持ち夜景、HDR逆光補正)、プログラム)、シャッター優先AE絞り優先AEマニュアル露出

KISS X7
プログラムAE(シーンインテリジェントオート、ストロボ発光禁止、 クリエイティブオート、ポートレート、風景、クローズアップ、 スポーツ、スペシャルシーン(キッズ、料理、キャンドルライト、夜景ポートレート、手持ち夜景、HDR 逆光補正)、プログラム)、 シャッター優先AE絞り優先AEマニュアル露出


内蔵ストロボ
KISS X7i
リトラクタブル式、オートポップアップストロボ
ガイドナンバー約13(ISO100・m)
焦点距離約17mm相当の画角に対応、充電時間約3秒、ワイヤレスマスター機能装備

KISS X7
リトラクタブル式、オートポップアップストロボ
ガイドナンバー約9.4(ISO100・m)
焦点距離約18mm相当の画角に対応、充電時間約3秒


動画撮影フォーカス方式
KISS X7i
ハイブリッド CMOS AF方式
手動ピント合わせ(約5倍/10倍拡大確認可能)

KISS X7
ハイブリッド CMOS AF II方式
手動ピント合わせ(約5倍/10倍拡大確認可能)


動画撮影録音
KISS X7i
内蔵ステレオマイク、外部ステレオマイク端子装備、録音レベル調整可能、ウィンドカット機能あり、アッテネーター機能あり

KISS X7
内蔵モノラルマイク、外部ステレオマイク端子装備、録音レベル調整可能、ウィンドカット機能あり、アッテネーター機能あり


撮影後のトリミング処理
KISS X7i
不可

KISS X7
可能


撮影可能枚数(ファインダー)
KISS X7i (フル充電のバッテリーパックLP-E8使用時)
常温(23℃)ストロボなし 約550枚
低温(0℃)ストロボなし 約470枚
常温(23℃)50%ストロボ 約440枚
低温(0℃)50%ストロボ 約400枚

KISS X7 (フル充電のバッテリーパックLP-E12使用時)
常温(23℃)ストロボなし 約380枚
低温(0℃)ストロボなし 約350枚


撮影可能枚数(ライブビュー)
KISS X7i (フル充電のバッテリーパックLP-E8使用時)
常温(23℃)ストロボなし 約200枚
低温(0℃)ストロボなし 約170枚
常温(23℃)50%ストロボ 約180枚
低温(0℃)50%ストロボ 約150枚

KISS X7 (フル充電のバッテリーパックLP-E12使用時)
常温(23℃)ストロボなし 約150枚
低温(0℃)ストロボなし 約140枚


動画撮影可能時間
KISS X7i (フル充電のバッテリーパックLP-E8使用時)
常温(23℃)約1時間40分
低温(0℃)約1時間20分

KISS X7 (フル充電のバッテリーパックLP-E12使用時)
常温(23℃)約1時間5分
低温(0℃)約1時間


大きさ
KISS X7i
133.1(幅)×99.8(高さ)×78.8(奥行)mm(CIPA基準)

KISS X7
約116.8(幅)× 90.7(高さ)×69.4(奥行)mm(CIPA基準)


質量
KISS X7i
約525g(本体のみ)
約580g(CIPAガイドラインによる)

KISS X7
約370g(本体のみ)
約407g(CIPAガイドラインによる)


有効画素数はどちらも1800万画素、画像エンジンも同じDIGIC5だ。


バリアングルや連写速度からわかるように、KISS X7iの方がややアクティブな撮影に向いている。また、KISS X7iは動画の録音がステレオなので、モノラルのKISS X7比べれば多少の臨場感は出るだろう。しかし、質量はKISS X7より170g重くなっている。この170gの差は意外に大きいだろう。そして、KISS X7iにはキッズ料理といったプログラムAEが含まれていない。一眼レフ初心者には欲しい機能かもしれない。


最後にまとめると、

KISS X7i
ほんの少し手を伸ばしたい超初心者向け。
動画でもしっかし記録したい人向け。
少し変わったアングルの写真に挑戦したい人向け。

KISS X7
右も左もわからないけど、一眼レフを使いたい超初心者向け。
「一眼レフ = デカい」のイメージを覆したい人向け。
PCで編集したいけど全くわけがわからない人向け。

こんな感じだろう。


どちらも超初心者向けなので、初一眼レフという人でも安心して使えるはずだ。あとは自分が「何をどのように撮りたいか」で決めれば良い。ちなみに、値段は現段階で1万円程しか変わらない。