ガジェットと雑談@信濃まつもと

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大地震の時、本当に役立つiPhone app 究極の3種を紹介!

先日の兵庫県淡路島で起きた大きい地震で、忘れかけていた危機感を取り戻した信濃まつもとです。そういうわけで、今回は私があの311の経験を活かして、本当に役立つと思うappを3つ紹介しようと思う。


それでは大地震の時、本当に役立つだろうapp

1. Skype (クレジット購入済み)
これは実際に3.11で大いに役立ったappだ。もちろんMac版やiPad, iPod版も同じだろう。何が便利かというと、クレジットを購入しアカウントをグレードアップしておけば、国内外の固定電話や携帯電話との音声通話が可能という事だ。

3.11の時、私は横浜にいた。iPhoneから長野の実家へ電話をかけようと思ったのだが、回線が混雑しすぎていたのか思うようにつながらなかった。そんなの時、Wi-Fi接続でSkypeを使い、実家の固定電話へ無事を知らせる電話を入れる事ができたのだ。

ただし、Skypeで電話をかける際に注意しなければいけない事がある。それは電話番号の前に、国際番号を入れなければならない事だ。日本は+81なので、080-xxxx-ooooならば、+81080xxxxooooと番号を入れる必要がある。

ちなみに3Gでも音声通話は可能だが、安定性はWi-Fiの方がもちろん上だ。

余談ではあるが、Skypeと固定電話の通話料金は物凄く安いので普段も使っている。


2. NHKネットラジオ らじるらじる
これはインターネットストリーミングでNHKのラジオを聞けるappだ。ラジオ第1ラジオ第2NHK-FMをストリーミング形式で聞く事ができる。災害時の情報確認にはうってつけのappだろう。

ただし欠点がある。実際のラジオで受信する場合と若干時差が生じるので、NHK緊急地震速報などは鳴らない仕様になっている。


3. メール
Appleのメールappが役に立つ。ただし、メールアカウントはauやSBのキャリアメールではなく、@gmail@icloudのアカウントである必要がある。何故かと言うと、単純にメールサーバーが強いからだ。

「あけおメール」でご存知の通り、キャリアメールはとてもひ弱である。みんながみんな「無事ですか?」とメールを送ればキャリアの処理が追いつかず、メールが届かない場合も当然発生する。その点、GoogleAppleのメールは安心だ。

またSkypeの時同様、インターネットに接続できれば何処でも送受信できる事が強みである。appからだけでなくWebブラウザからアクセスできる事も強みだろう。

ただし、相手が携帯電話の場合、PCメール拒否設定をしていると届かないので注意したい。



以上3つが私が考えた、地震の時本当に役立つだろうappだ。


地図やナビゲーションのappはないのか?
帰宅困難となった場合、自宅までの帰路がわからない。故に地図やナビゲーションappが必要だろうと思うだろう。だが、地図やナビゲーションappは現在位置情報GPS電子コンパスなど多くの機能を必要とし、その分多くの電力を使う。何時でも充電できる環境があるなら良いのだが、緊急事態ではそうもいかない。ナビゲーションの途中でバッテリー切れなんて事にもなりかねない。そうなれば電話もメールもできなくなってしまう。つまり、災害時に地図やナビゲーションappを起動するというのは効率が悪いのだ。だからこれらのappは除外した。


ちなみに、災害時は自分のいる場所が危険でない限り留まった方が良いだろう。海兵隊でもない人間は20kmも歩けばヘトヘトになってしまう。そこでさらに悪い自体が発生しては対処できなくなる。3.11の時も都心で過ごしていた多くの人が歩いて帰ったが、家に着く頃には電車も少しずつ動き出していた。ムリに帰宅せず、安全な場所で待つのが得策だ。