Appleの9月10日のイベントは新iPhoneよりもApple Arcadeに注目だ
9月10日にAppleのイベントが開催される。9月はアメリカの新学期シーズンなのでいつもこの時期に新型iPhoneを発表している。今年もおそらく新型iPhoneとApple Watchの発表があるだろう。
もはや予想ではなくいつの通りの予定と言える。
だが忘れ去られているがもっと重要なことがある。
それはApple Arcadeだ。
Apple Arcadeとは?
Apple Arcadeは2019年3月にAppleが発表したゲームプラットフォームである。
当面はApp Storeの1カテゴリーという事のようだ。
月額制であらゆるゲームが、Appleのあらゆる端末で遊び放題になるサービスだ。
今でいうApple musicのゲーム版と言える。
その正式リリースが2019年の秋となっているので、今回のイベントでサービスが開始されるのではないだろうか。
Appleのコントローラー『Magic Gamepad』も発表
おそらく、Apple ArcadeとともにApple製のゲームコントローラーも発売されるのではないかと思う。
この名称は私の予想だが。
接続はBluetoothかUSB-Lightning接続になるだろう。
実はGoogleも同じようなことをすでに発表していて、Googleの場合はオリジナルのコントローラーも発売する。
GoogleとAppleがライバルになるのは決定的で、そうなるとクリエーターを呼び込む環境が大切になり、クリエーターとしてはプレイヤーが来る環境かが重要になる。
コントローラー1つにしてもゲームの種類やプレイ方法を広げる意味で重要だ。
これが理由でマリオカートが延期された?
今年の春にスマホ版のマリオカートが発売される予定だったが夏の発売に延期され、そしてさらに9月25日に延期された。
私はこの原因がApple Arcadeではないかと思っている。
マリオカートのフルバージョンはApple Arcadeでの配信となるのではないだろうか。
Appleとしても、世界で有名なマリオのゲームがApple Arcadeで配信されるのは登録者を増やすという事でとても重要だ。
余談、日本のスマホゲームはApple Arcadeでは不利
近年のスマホゲームの収入源は課金が大きいのは当然だが、日本とアメリカでは課金スタイルが違う。
日本は「ランダム」が重要視されているのに対して、アメリカは「特定アイテム」が重要視されている。
なんだか分かりにくいが、日本は「Aの可愛いキャラが欲しいから出るまでガチャを回そう」とランダムだが、アメリカは「Aを強化したいからあの武器を買おう。お試し版が面白いからフル版を買おう」という欲しいものを買うスタイルでランダム要素はないのだ。
そして、日本の場合、ガチャと射幸心でごまかされているがゲーム内容自体はテンプレートの使い回しだ。
パチンコの種類は多いけどどれも球が出て穴に入るって仕組みが同じという事と同じだ。
すると、ゲームが定額制となって、課金要素が省かれた時に日本のスマホメーカーに何ができるのだろうか?
というわけで、予定調和の新iPhoneとApple WatchよりApple Arcadeが注目なのです。