ガジェットと雑談@信濃まつもと

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【画像あり】新型スーパーあずさE353乗車レビュー

新型スーパーあずさE353系に乗車したのでレビューを書きたい。




乗るための方法

現在、すべてのスーパーあずさがこの新型E353系というわけではない。私は10:00新宿発で偶然乗ることができた。スーパーあずさ1号、4号、11号、18号、22号、23号、29号、36号、が新型E353系となっているので乗りたい人は時間を確認して行った方がいいだろう。ちなみに、停車位置のパネルにはE353の文字があり、旧スーパーあずさとは停車位置が異なる。



乗り心地

乗り心地はとても快適だった。揺れがとても少ない、というかなめらかなのだ。カメラのスタビライザーを知っている人はスタビライザーの動きに近いといえばわかってもらえるだろうか。一番わかるのは小便をした時だ(汚らしい例えだが一番実感できた瞬間だ)。旧スーパーあずさでは揺れが過ごすて飛び散り放題だったが、新型のE353系では狙った通りの場所に行く。ふらつく事がないのだ。


内装を見る

普通席のシート。広々としていて座り心地はなかなか良い。旧スーパーあずさでは窓側の席がかなり窮屈に感じていたが、こちらは窓側でもかなり広いと感じた。



枕が動く。頭の位置に合わせて枕を上下に動かすことができる。ちなみに、コートなどをかけるフックもカーテンのように好きな位置に動かすことができるよになった。これはありがたい。



普通席でも1座席に1つコンセントが付いている。出張で出かける人も、旅行でスマホを使い倒した人も、これで充電ができるというわけだ。しかし、コンセントの位置が足元なのでiPhoneの充電器とLightningケーブルを使うと手元まで届かない。これは致命的だ。



ICリーダー搭載。これはなんだ? と思った人もいるかもしれない。横須賀線などのグリーン車Suicaをタッチすると緑に光るICリーダーだ。いずれSuicaでの乗車が可能になるということだろうか? 自由席の乗車券チェックが必要なくなるのは嬉しいことだ。



洗面台。私の家の洗面台より綺麗だ。



室内ドア。ガラス張りで電車というラウンジのようだ。



改善点

スーパーあずさに比べて、かなり快適になったが改善点というか、なぜそれを搭載しなかったのかと思える部分もある。最後にそれを書いておこうと思う。まずは何と言ってもWi-Fiだ。コンセントがあるにもかかわらずWi-Fiが設置されていないのだ。何を考えているのか。次は座席のリクライニングだ。向かいの客が座席の背もたれを倒すと自分に迫ってくる。最近の飛行機は座席を倒しても背もたれ自体が後ろに下がらない仕組みになっている。背中の部分が突き出し、お尻の部分も動いて傾いているような姿勢にしてくれるのだが、傾いていないという画期的な座席なのだ。そうはいっても旧スーパーあずさ、現あずさに比べれば雲泥の差で快適なので利用する人は是非とも乗ってもらいたい。