ガジェットと雑談@信濃まつもと

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UQモバイルの罠! iPhoneが頭金100円で手に入るだと?

この度、YモバイルとUQモバイルiPhone5Sが実質100円で手に入るプランが出た。ただし、これには大きな落とし穴が存在しているのだ。



結局、複雑なプラン。

格安SIMということで、最安値の「ぴったりプラン」月々1,980円を見る。このプランとてわけのわからない割引がついての値段だ。



「最大13ヶ月、最大2GB」の文字の疑問。




まず、はじめに注目されるのは「最大13ヶ月」の文字。1980円の右に小さく書かれている。そしてその下に極小の字で「14ヶ月目以降は2,980円になります」の文字。格安SIMの醍醐味であるシンプルでわかりやすプランからはかけ離れている。


私としても理解に時間がかかったのはデーター使用量の最大2GBの最大という言葉。なぜ2GBと言い切らないのかということ。どうやらこれは、標準装備は1GBで、毎月1GB(500MBで500円)をチャージしてくれたらその料金を1000円分まで割り引くということらしい。そして、それ以上は使えないようだ。


冒頭に出た「最大13ヶ月」に注目。これはわけのわからない割引のなかの「イチキュッパ」割が1年までしか適用されないためだ。


プランの変更点。

2017年3月から「おしゃべりプランS」が自動適用となる。つまり、2年使うことが前提なのだから、その「おしゃべりプランS」の注意書きに注目しなければいけない。そこでまず現行の「ぴったりプラン」と「おしゃべりプランS」の大きな変更点を見てみる。


基本料金は変わらないが、無料通話の仕組みが大きく変わる。現在は90分ぶんの通話が無料。そして「おしゃべりプランS」では一回5分で回数無制限になる。5分を超えると20円/30秒になる。5分程度で済む内容ならばLINEなどで済むのでこれは改悪である。サラリーマンとて5分以内では収まらないだろう。


高額な解約料と「端末購入アシスト」の罠。

何よりもひどいのが格安SIMの最大の魅力である解約料なしがないという事。私の使っているSIMは12ヶ月目以降はいつ解約しても解約料なしなのだが、UQでは25ヶ月目を「契約満了月」、翌月を「更新月」として、その時に解約をしないとさらに2年の縛りが発生するのだ。クソシステだ! そして、解約料は9,500円が発生する。


そして! 最大の落とし穴が「端末購入アシスト」なるオプション。要するに、わずかな料金でiPhoneを手に入れられるというオプション。そのわずかな料金分を毎月割り引くので実質0円という事。


ただし、途中解約した場合、グアム旅行に行けるくらいの金額が解約料で発生するゴミオプションである。その解約料は、最大で50,400円。iPhoneに適用されるものだと最大で43,200円の解約料だ。(http://www.uqwimax.jp/plan/mobile/assist



iPhone5Sはもう古すぎる!?

ちなみに手に入るiPhone5Sだが、確かに素晴らしい端末だったのだが今となってはちょっと古すぎるだろう。そもそも、2年縛りがあるのだがら2年後を考えて買う必要がある。一年に一回発売されるiPhoneなので2年後(今は2016年12月)はiPhone8(仮)が発売されるだろう。その時、iPhone5Sはアプリの処理能力やOSアップデートにおいて耐えられるだろうか。どうせだったらiPhoneSEが良いだろう。iPhoneSEはiPhone6Sと同じプロセッサをつんでいるからだ。


最後に。

以前私はWiMAX1からWiMAX2プラスへ以降した時にひどい目に遭っている。速い速いと言われたWiMAX2プラスは初代のWiMAX1より遅く、おまけに解約料は2万円もしたのだ。そこで今回調べたのだが、やはり落とし穴があった。契約したい人はDMMや楽天simなどのシンプルなプランをおすすめする。