ガジェットと雑談@信濃まつもと

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どうしてこうなった!? 映画プリキュアオールスターズ春のカーニバル

映画プリキュアオールスターズ春のカーニバルを観てきたので感想を書きたい。




今回のプリキュアはつまらなかった。なんとも中途半端な展開だと思う。歌とダンスをメインに構成したかったのか。だとすれば歌とダンスが物足りない。



中途半端なミュージカル風描写はアナ雪を意識している感じが出てしまうので残念だ。アナ雪もつまらなかったが、あちらは歌が良いので救われていた。今回のプリキュアは歌もパッとしない。



バトルや葛藤を描きたかったのか。しかし敵が極悪でもなければ、何かを抱えているわけでもない。そもそも、オールスターなので満遍なく全員の戦闘描写を描くのには無理がある。



では大きなお友達がつまらなく感じたぶん小さなお友達が楽しめたのかというとそうでもなく、特に何のリアクションも感情の起伏もなく観ているように感じられた。ダークニャンが登場した映画妖怪ウォッチの盛り上がりを知っているだけに、盛り上がらないプリキュアが何だか寂しかった。



そして、映画のエンディングでモーニング娘。大きいお友達も小さいお友達も、モーニング娘ではなくプリキュアを観に来ているのだ。モーニング娘の実写などどうでもいい。どう考えても最後はプリキュア全員でダンスをしてエンディングというものだろう。小さなお友達もエンディングでプリキュアとダンスをしたかったのではないだろうか。ドラゴンの神様ではなく、私が怒り出しそうになってしまった。



いっその事、敵とは殴り合いではなくてダンスでバトルをすれば面白かったのではないか。コメディー要素も入れつつ、ブルースブラザーズの様に構成すれば面白かったのではないだろうかと思う。ちなみに、最後のモードエレガントプリマベーラとは、イタリア語で春という意味だ。Primavera、ボッティチェリの絵画にもありフィレンツェのフィッチ美術館で観る事ができる。