ガジェットと雑談@信濃まつもと

独自サーバーに書いていた物をはてなに移行。独自サーバーの方でガジェットと経済の記事を書くサイトをはじめました。

auウォレットとクレジットカードの大きな違い

au ウォレットとクレジットカードは何が違うのか。今回はその二つの大きな違いを紹介する。



クレジットカードと言っても色々あるので、今回は単純にau ウォレットと同じMasterCardで比較する。



au ウォレットはあくまでも電子マネー
ジャンルでわけるとau ウォレットは電子マネーという部類だ。Suicaやワオンなどと同じである。チャージしなければ使う事ができないし、チャージした金額以上の買物もできない。



au ウォレットは審査がない
上でも書いたが、au ウォレットはクレジットカードではないので審査がない。無職だろうが借金まみれだろうが作る事ができる。ただし、auとの回線契約している事がau ウォレットの条件になっているので、auとの回線契約で審査に落とされてはどうしようもない。



au ウォレットは一度の買物で最高10万円しか使えない
au ウォレットにはチャージ上限が設定されている。それは10万円だ。つまり、大きな買物はできないのだ。クレジットカードも学生専用などの限度額が低いカードは10万円という場合がある。だが、「来週、海外旅行へ行くので限度額をあげてください」などとサービスセンターに電話すると一時的に限度額をあげてくれる。au ウォレットでは一時的でも上限をあげる事ができない。



au ウォレットは一月の限度額がない
余程の一流クレジットカードでない限り、クレジットカードには限度額が設定されている。一月に使える金額だ。電子マネーau ウォレットにはその限度額がない。ただし、上でも書いたようにチャージ上限はあるので大きな買物はできない。



au ウォレットはガソリンスタンドや高速道路料金を払えない
MasterCardのクレジットカードでは払う事ができてもau ウォレットで払う事はできない。これは支払いのタイミングと、カード残高から金額が差し引かれるタイミングが違う事によるようだ。ちなみに、公共料金の支払いにも使えない。



au ウォレットは国内外でのキャッシングが利用できない
キャッシングと言うと借金というニュアンスを含み、あまり良いイメージがない。だが、海外旅行では現地マネーを引き出す事ができて便利なのである。ただし、海外は日本のようにそこらじゅうにATMがないので使用頻度は低い。あるのは空港と銀行くらいだろうか。



au ウォレットは海外利用手数料が4%かかる
キャッシングではなくて、お店などで使う場合だ。支払い金額に支払い金額の4%を上乗せした料金が請求されるようになっている。一般的なクレジットカードにも海外利用手数料はあるが、だいたいどこも2%以下だ。ただし、au ウォレットはその時のレートで支払うので安心といえば安心だ。クレジットカードでは買物をしたタイミングと、引き落としのタイミングが違うので、当然レートも違ってきてしまう。買った時は1ドル102円、引き落としの時は1ドル103円といった事がクレジットカードでは起る。



ざっくりと書くとこんな感じだ。au ウォレットは日常生活向けだと感じた。ちなみに、VISAもMasterCardも、プリペイドタイプのクレジットカードを取り扱っているので、auにこだわらない人はそちらを使っても良いだろう。