ガジェットと雑談@信濃まつもと

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iPhone5Cが突然充電できなくなった! その意外な原因とは?

「それは突然やって来たの」アンナは突然話し始めた。「ラブライブで消費したiPhoneを充電しようと思い、USBケーブルを挿したら、以下のようなポップアップが現れたのよ」





「なになに!?」マーニーは驚いて尋ねた。「どうしたのよ急に」



「良いから黙って聴いていてちょうだい」アンナは言った。「当然ながら接続しているのはApple正規の商品。実は以前にも同じような事があったの。それは私がまだiPhone4Sを使っている頃の事。うっかり水滴がiPhone4Sに入ってしまった時に出たのね。ほら、手を洗っても拭かずに触る事ってあるじゃない」



「手くらい拭きなさいよ!」マーニーは大声をあげた。



「その時も同じポップアップが現れたの」アンナはかまわず続けた。「でも、今回は水なんて入ってないのよ。しかも厄介な事に充電が進まないの。考えられる原因は一つだと思ったわ。いつもコードを持って引っぱているから断線したんだろうって。ところが、ケーブルを変えても変化なし。色々試した結果、なんと不具合を起こしているのは電源アダプタの方だったのよ! というのも、モバイルバッテリーを使ったら難なく充電できたのね」



「でもまって」マーニーが言った。「どうして電源アダプタなんかが壊れるのかしら? ほら、だってあなたいつもコンセントに挿しっぱなしで動かさないじゃない」



「実はね」アンナはもったえぶったそぶりで答えた。「私、ピンと閃いてしまったの。どうして電源アダプタが壊れたのか。その原因をね」



「だったら教えてちょうだいよ」マーニーは言った。「あなたっていつもそうよね。『ほら、考えてごらんなさい』って言い方をして。気になって仕方がないじゃない」



「一夏のミステリーを演出したいの」アンナは言った。「実はね、その日の夕方にもの凄い雨が降ったの。ゲリラ豪雨って呼ぶわね。その時、雷も凄かったのよ。その雷が電線を伝ってコンセントへ。そして付けっ放しの電源アダプタに逆流して破壊してしまったのではないかと思ったのよ」



「そんなまさか!」マーニーは驚いた。「それなら他の電化製品だって壊れるわ! もっと別の何かが原因なのよ」



「まあ、最後まで聞いてちょうだい」アンナは言った。「それでね、Appleに電話して説明したら予想は外れ。結局ケーブルが悪いという事で新品を送ってもらう事になったの」



「ほらみなさい!」マーニーは言った。「アンナっていつだって早合点するんだから。はじめからおとなしくAppleに電話していれば良かったのよ」



「でもね、真の原因は全く別にあったのよ」アンナは言った。「届いた新品のケーブルを挿しても充電できる時とできない時があったの。そこでもしやと思って試したら、それが見事に当てはまったのよ!」



「その"もしや"って?」



「それはね、USBを電源アダプタにユックリ挿すと充電が開始されないのよ!」アンナはしてやったりな顔でマーニーを見た。