ガジェットと雑談@信濃まつもと

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まさに新ジャンル! EOS KISS X7を触った感想

今回は、CanonEOS KISS X7を触って来たので感想を書こうと思う。X7iではなくてX7だ。


物凄く欲しい! まさに新ジャンルと言わんばかりの出来栄えだ!


率直な感想を言うと、ここまで小さいのかと驚いた。両手で持ったら、手のひらで覆い隠してしまえそうなくらい小さいのだ。そして軽い。これは思った以上に軽く、iPhoneと変わらないんじゃないかと錯覚するほどの軽さだ。


その小ささ故、握り難く撮り難いのでは思っていたのだが、そんな事は全くなかった。手の大きい私が持っても、しっかりフィットし撮影する事ができた。以前のKISSシリーズではシャッターボタンの押し難さや、持ち難さを感じていたが、KISS X7にはそれがない。また、とても軽いのに安定した撮影が可能であった。


ミラーレスというジャンルが最近の流行のように思えるが、そのジャンルが不必要な存在になってしまう程のインパクトがKISS X7にはある。そもそも重さもミラーレスと殆ど変わらないだろうし、サイズだって変わらない。KISS X7が発売された今、ミラーレス機を買う理由が全く見つからない。KISS X7をデジタル一眼レフと言っていいのかすら疑問に感じてしまう程の驚きがある。もはやこれは新ジャンルのカメラと言った方が正確かもしれない。


KISS X7は当然、すべてのCanon 一眼レフレンズを付ける事が可能だ。しかし、EF40mm F2.8 STMを付けた時のその姿はまさに感動的である。「これが一眼レフカメラなのか!?」と言ってしまう事だろう。逆に、これ以外のレンズを付けるとKISS X7を選択する意味が薄れて来てしまう。KISS X7の最大の売りはその軽さサイズにあると思うからだ。


ちなみに、EF40mm F2.8 STMとKISS X7の組み合わせで撮影した時の事を書くと、オートフォーカスはとても滑らかであった。速いというより滑らかだ。「パッ」とピントがあうと言うより、「スー」とピントが合う感じだ。全くストレスがない。そして、ライブビュー撮影時のオートフォーカスもとても滑らかで素晴らしい。私の使っているEOS 7Dはライブビュー撮影時のオートフォーカスがとても遅くヤキモキしているが、KISS X7にはそれがない。また、ディスプレイをタッチしてピントを合わせる、タッチフォーカスもなかなか便利だ。


さらに、私がとても気に入った作りがある。それが電源スイッチの部分で動画撮影に切り替える仕様になっている事だ。単純でとても使いやすい。その他、背面などのボタンもスッキリしていて操作し易くなっている。なによりも、スッキリしているおかげで迷わなくてすむのがありがたい。


そして、カメラ好きがこだわりたいのがシャッター音だろう。私はこのシャッター音が好きだ。決して安っぽい音ではない。柔らかいシャッター音である。


KISS X7の不満を書くならば、グリップの素材マイクの位置だろうか。グリップの素材は若干チープな感じがある。そして、動画用のマイクの位置が上面についているため、しっかり前方の音を拾えるのか不安だ。


私の感想はこんなところ。ある程度一眼レフを触っている人には無縁の存在と決め込んでいたが、これは初心者だけでなく、中級上級者にも勧めたいカメラである。全く新しい感覚を味わえる事間違いないだろう。まさしく新ジャンルのカメラと言っても過言ではない。


Canon デジタル一眼レフカメラ EOS Kiss X7 ボディー KISSX7-BODYCanon デジタル一眼レフカメラ EOS Kiss X7 ボディー KISSX7-BODY


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