NVIDIA GeForce nowでFortniteがどれほど快適に動くのかMacで実験
NVIDIAが提供を開始したGeforce nowというサービスを使ってFortniteをプレイしてみたので感想を書く。
動画でも出してます
Geforce nowとは
簡単に言えばゲーム処理の代行サービスだ。
最近のパソコンゲームは高解像度3Dや広大なステージのおかげでかなり処理能力の高いパソコンを要求される。
なので快適にパソコンゲームが楽しめるユーザーは限られていた。
そこでNVIDIAがその処理を代行するサービスを提供する事にしたのだ。
それがGeforce nowだ。
ゲーム処理は全てNVIDIAのサーバー上で行う。ユーザーはその映像を受信するだけなので、ひと昔前のパソコンでも、処理能力の低いパソコンでも、スマホでも、インターネット環境さえ整っていれば快適にパソコンゲームが楽しめるというわけだ。
仕組みとしては、 自分のMac (PC) ↓↑ Geforce nowサーバー ↓↑ Fortniteサーバー となっている。
利用料金
日本ではソフトバンクと提携してサービス提供している。なので値段が高い。
日本ではお試し期間が過ぎると、月額1,800円かかる。
アメリカでは無料プランが用意されている他、初めの1年間は月額500円(4.99ドル)とかなりお得だ。
ソフトバンクふざけるな!
Geforce nowのおすすめ設定
で、FortniteをプレイしたのだがGeforce nowの設定で快適度合いが変わる事が判明したのでメモしておく。
最大ビットレート:自動 自分の回線状況で設定してくれる自動でいいでしょう。
直接マウス入力:オン マウスの反応がすこぶる悪かったが、この機能をオンにするとマシになった。不具合が出ないならばオンにしておく事をおすすめする。
フレームレート:60fps Geforce nowで提供されるfpsの上限が60fpsなので、Fortniteの設定で144fpsにしても60fpsでしか表示されない点は注意だ。
解像度:1440x900 解像度サイズは気にならない程度に小さくした方が送受信するデーター量が少ないので安定する。お好みで。
VSync:オフ これは映像が分断されるのを防ぐ機能だが、ラグが発生するのでオフ。Fortnite上にも同様の機能があるが、そちらもオフ。
Fortniteをプレイした感想
ちなみに私のネット速度
Fortnite全て最高設定でプレイ
まず、全てを最高にした設定でプレイしてみた。私のMacだとカクカクでお話にならない設定だ。
それがGeforce nowでプレイするとカクカクしないでプレイできる。感動ものである。
70fps~90fpsくらいが安定して出ていた。
ただし、視点変更操作が反映されるのが0.5秒程遅れるのでエイムが定まらない。
よって実用的ではない。
Fortniteいつもの設定でプレイ
次に、普段私がMacで使っている設定にしてみた。
この設定だといつものMacでは60fps以上が出るのだが、ガクンと10fps程に下がりカクカクする瞬間がある。なので快適とは言えない状態だった。
それがGeforce nowでプレイすると、驚くほどに快適。
120fps~140fpsくらいが安定して出ていた。
時たま起こるfpsの低下は体感でわかる程ではなく、快適にプレイする事が可能だ。
視点変更の反応も先程の最高設定よりかなり良く、コントローラーを使えばリアルタイムで反応してくてる。問題なくプレイ可能だ。
ただし、マウスを使ってのプレイだと反応がやや遅れるので、マウスでのプレイはおすすめできない。
FPSに関する注意情報
先ほども書いているが、Geforce nowの仕様で60fpsが上限となっている。
今回はGeforce nowの処理能力を確かめる実験として高fpsを設定してみただけだ。
Fortniteの画面で144fps出ていたとしても、Geforce nowサーバーから送られてくるFortniteの映像は60fpsである。
なので実機で144fps出しているプレイヤーと対戦すると不利だという事は頭に入れておこう。
まとめ
というわけで、想像以上に快適にプレイできて驚いた。
十分実用的だ。
ただし、月額1,800円は高過ぎるので会員になるつもりはない。