もうみずほ銀行はいらない。みずほマイレージクラブ大改悪の巻。
みずほ銀行の酷さはここのところ拍車がかかっていたが、新たにみずほマイレージクラブの大改悪という歴史が刻まれた。気になる大改悪ポイントを書く。
コンビニATMの手数料無料廃止
これだけで使う理由がゼロになる。
正確には、条件を満たせば『イーネットATM』で月1回から3回まで無料とあるが、そのイーネットATMとは何処にあるのか?
ちなみに、セブンイレブンとローソンのATMは対象外と書かれていた。セブンとローソンが使えないならば『コンビニATM』という表記が正しいのか疑問だ。
他銀行への振込手数料無料は最上ランクのみ(それも3回だけ)
今までは「月末の最終合計残高が50万円以上」ならば月1回のみ他銀行への振込手数料が無料だった。それが廃止された。
貯金として50万円おいておけばいいだけなのでこの条件は案外簡単だったのだ。
他行振込手数料無料のためには投資合計100万円以上
他銀行への振込手数料無料は最上級のSランクのみとなった。
そのSランクの条件は「みずほマイレージクラブクレジットカードを年間100万円以上使う」または「資産運用商品残高100万円」または「ローンを組んでいる」という条件だ。
資産運用とは貯金とは違うので、貯金が100万円あってもダメだ。
株、投資信託、外貨預金などだ。手数料の何倍も損を出す可能性があるものを買うと、他銀行への振込手数料が無料になるのだ。
高金利のローンを組むと他銀行への振込手数料が無料になるのだ。
もはや庶民は消えろと言う態度だ。
公的資金で延命した分際で踏ん反り返った銀行、みずほ。
マイナス金利だから仕方ないは大嘘
これらの改悪はマイナス金利により銀行が不利な状態にあるためだという大嘘を新聞や銀行が言う。
マイナス金利とは、銀行の銀行口座である日銀当座預金の過剰な預け金(私たちが口座から引き出すためにある程度は蓄えておかなければならない法廷準備貯金額を超える分)にかけられる金利をマイナスにする事だ。
要は「銀行なんだから溜めずに民間企業や個人への投資で儲けろ」と言う事だ。
我々が使うiPhoneを生み出したAppleも創業当初は新聞に私たちに投資をしてくださいと広告を出していた。当時投資した人は億万長者だ。
それが本来の銀行の稼ぎ方だ。
話を戻すと、なんとこの日銀当座預金は無利子である事が法令で決まっているが、特例として白川日銀の時から利子が付いていたのだ。
その時「プラス金利だから大盤振る舞いします」と言っただろうか?
全くもってふざけた話だ。
このふざけた銀行について学びたい人へおすすめの2冊
ステマではなく、マジで読んでほしい。おそらく図書館にもある。わずか本2冊で学べる知識すらないので銀行が舐めた態度に出るのだ。