お盆の観光に注意! 超危険な松本走りを徹底解説
お盆ということで避暑や観光目的で信州の松本を訪れる観光客も多いだろう。そこで、今回はそんな観光客が注意すべき松本走りを徹底解説する。
「松本走り」でググると色々出てくるので知っている人も多いと思うが、松本で小中高と過ごした身からするとその恐怖は日常なので違和感はなかった。
が、免許合宿で新潟に行った時に松本右折の異常さを実感した。
いつも見ている運転のタイミングで右折すると「まだだよ!」と教官の急ブレーキ。そこで初めて松本は右折のタイミングがすごく早いと知った。
【歴史】松本走りが生まれた経緯
なんでも、城下町で道が細く渋滞が起こりやすい。国道(19号)でも片側一車線なので右折待ちをするとその後ろが渋滞し、さらに対向車線も途切れないので強引に右折するようになった。。。ということらしい。
おい!
城下町って何年前の話だよ!
インフラ投資を疎かにしたツケを住民のせいにするんじゃない!!
東京駅前だって城下町だよ! (皇居は江戸城跡です)
道路広いよ!
って事で、松本走りが生まれた経緯は「インフラ投資をケチったから」です。
松本走りとよく見るキチガイ運転紹介
って事で、強引右折以外にも何気に起こってるキチガイ運転を紹介。
・赤信号に変わった後、3秒くらい右折専用という認識から生まれる強引右折
右折矢印のない信号では右折待ちのまま赤になる事が頻繁にある。なので赤信号になってから3秒くらいは右折専用と思い込んで曲がってくる車が非常に多い。
というか、それをやらないと無限に右折待ちをすることになるのでその行為は当然といえば当然なのかもしれない。
なので青になってもすぐ出ず、よく見て右折車が来ないか確認してから進むようにしよう。
・標識の「30」「40」は「50」と読む
はじめに書いた通り、国道は渋滞が頻繁に起こる。その渋滞を回避するために裏道を使う人が多いのだが、国道のつもりで走るので裏道をトンデモナイスピードで走るのだ。
一方通行が多いのも猛スピードを助長しているのかもしれない。
裏道は速度標識も「30」「40」となっているのだが、彼らはそれを「50」と読むようだ。
グーグルナビだと裏道も案内されてしまうので、グーグルナビを使っている人や徒歩の人は要注意だ。
・自分の曲がる方向しか見ていない女性
あえて女性と書いたが、本当にこういう女性が多い。特に危険なのがコンビニ出口など。
例えば、右折したい時は右しか見ないのだ。
歩道前の一時停止すらしない。
って事で、左からくる車や歩行者は当然目に入っていない。
コンビニなどから出てきそうな車があったら要注意。高校の時、知り合いのチャリが吹っ飛ばされたので他人事ではない。
・横断歩道、歩行者いても、止まらない
JAF調べで長野県は歩行者がいる時に止まる確率が全国1位と言っていたがあれは嘘だ。いや、長野はそうかもしれないが松本は違う。
強引に飛び出す以外に車を止める方法はない。小中学校徒歩で登校していたのだからよくわかる。
というか1位といっても58.6%なので2台に1台は止まらない。全国平均でも8.6%の車しか止まらないのでこれは松本限定ではないのだが。
参考『2018年 信号機のない横断歩道における車の一時停止率』 http://www.jaf.or.jp/eco-safety/safety/crosswalk/index.htm
そんなこんなで危険な松本の道路事情だけあって、小学校の6年間で血溜まりを3回見た。 近所の裏道で1回。国道で2回だ。小学生の行動範囲で3回も見たのだから大したものだ。
松本走りをする人はだいたいこんな奴
ここまで書いてきた松本走りだが、40歳以下は意外にも安全運転をしている印象を受ける。
安全運転というか、教習所通りの当たり前の運転をしている。一時停止は一時停止したり、歩行者前で止まったりと当たり前の運転だ。
ヤンキーのような見てくれのドライバーも若い人は当たり前の運転をしている。
キチガイなのは団塊ジュニア世代から団塊世代、そしてタクシーだ。全員とは言わないが非常に多い。
タクシーはクレイジータクシー(そういう名前のゲームがあるので気になる人はYouTubeで)さながらの運転だ。
止まらない、譲らない、法定速度守らないの三拍子だ。
こんなタクシー連中のためにライドシェアが規制されていると思うと非常に腹が立つ。
団塊ジュニア、団塊世代は全部を私道か何かと勘違いしているのか、非常に運転が荒い。荒い運転をしているという自覚もないのでタチが悪い。
例えば一時停止はまず止まらない。私は横に父を乗せた時に一時停止で止まると「いちいち止まるな!」と言われた。一時停止は徐行ではなく一時停止だ。一時停止の標識は飾りではない。危ない箇所だから一時停止の標識があるのだ。
ちなみに老人も予測不能な運転をするので怖いがそれは全国共通だろう。
って事で観光にお越しの際は覚悟しておいてください。