OSX YosemiteからMavericksにダウングレードした結果
Yosemiteが出た当初からクソッタレなOSだろうと思いつつも、試しに使ってみたくMacBook Airにインストールしてみた。もうかれこれ4ヶ月くらい使っている。私はMacBook Airをサブ機として使っているので、人柱ならぬMac柱になっても良いだろうと考えたのだ。ところが、それが全ての間違いだった。
私のMacBook Airに初期搭載されていたOSはLION。洗剤ではない。「ついにジョブスはディスクOSを捨てたぞ!! 神だ!!」という、OSダウンロード配信の礎とも言える革命を起こしたOSのLIONだ。ちなみに、2010年製MacBook Air。
そんな我がMacBook AirにYosemiteにインストールしたところ、起動は遅くなるは、Safariでオブジェクトの多いサイトを見るとカクカクするは、デスクトップでの動作はモッサリするはで一気にレスポンスが悪くなったのだ。酷いのがボリューム調節とバックライト調節ボタンを押した時だ。押してから2, 3秒後にようやく反応する始末。いくらサブ機とはいえこれではストレスが貯まる一方なので決死のダウングレード作戦を実施した。
参考にしたのは「http://itstrike.biz/apple/mac/19261/」のサイト。「Yosemite ダウングレード」でググれば似たような内容がゴロゴロ出てくるので参考にして欲しい。ただ、上記のサイトでわかりにくい点が一カ所あるので補足を書いておきたい。それは最後の方の『OS X Mavericksにクリーンインストール』の項目だ。
まず、command + Rでリカバリーモードで起動する。そしてディスクユーティリティーを使いMacintosh HDを削除するのだ。その後、起動ディスクの選択から作ったMavericksのディスクで起動する。するとMavericksをインストールできる。最初にクリーンする事が重要だ。ちなみに、私はSDカードにOSを入れた。
そして、めでたくMavericksにダウングレードが完了した。すると、こんなにMavericksは快適だったのかと思える程のサクサクの動作が復活。起動も爆速ならSafariも快適、ボリューム調節もすぐに反応してくれる。これにて一見落着。
そもそも、2010年のMacBook AirにYosemiteをインストールしたのがダメなのだろうか? 私はそうは思わない。最新のMacならCPUもメモリーも強いのでカクカクはしないだろうが、YosemiteはYosemiteなのだから必要な処理は2010年のMacBook Airにインストールした時と同じはず。つまりは2010年のMacBook Airでもサクサク動くMavericksの方がムダな動作が少なく効率がいいのだ。重いOSを入れてPhotoshopの動作を遅くするのか、軽いOSを入れて浮いた処理能力をPhotoshopにまわすのか。選ぶのは自由だが、私は後者を選びたい。