ガジェットと雑談@信濃まつもと

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キングオブコント 2014の感想 優勝はシソンヌさんで異議なし

意見には個人差がありますが、キングオブコントを見たので感想でも書こうかしら。一番面白かったのはバンビーノさん。優勝はシソンヌさんで異議なし。



両コンビとも「コント」でしかできないネタで良かったと思う。最近は漫才でも「俺がコンビニの店員やるから…」って感じのコント漫才が主流で、「漫才」と「コント」の境界線が微妙になってるんだよね。だから小道具をちょっと使っただけのネタってイマイチパットしない。普通に見れば面白いのかもしれないけど、「コントを見るぞ」って構えてるからね。



バンビーノさん
感覚で笑えるコントでド・ストライク。開始すぐにネタのパターンが理解できて、その通りにアクションを起こしてくれるからかなりツボにハマる。普通、言葉メインのネタでパターンがわかると笑えないんだけど、アクションメインのネタだから笑える。でも年配の人が見たらたぶん全く笑えないネタだと思う。ファイナルのしょっぱなで大差敗北したのは納得がいかない。あのネタはフリップ芸でいいだろ。関係ないけど、ミラノ留学してるんだね。だからバンビーノってコンビ名なのかな? イタリア語で子供って意味。子供というより幼児って方がニュアンス的にはあってると思うけど。



シソンヌさん
優勝に異議なし。この手のドラマ仕立てなネタはド・ストライク。小道具と衣装がないと見せる事のできない景色、「コント」にふさわしいネタだと思う。大笑いは出ないけど、面白いって言えるネタ。たぶん、このネタをつまらないと思った人はラバーガールさんの方が面白いと思ったんじゃないかな。笑いどころが単純で明確だからね。まあ、そこは感性の問題だからどうしようもない。アメリカ映画が好きな人にイタリア映画をすすめても理解されないのと一緒。



ってな感じで、お二方のネタが見れたので満足です。審査方法は芸人が芸人を審査するっていう、若手フリーライブでよくある「客が全員芸人」っていう組織票のオンパレードを彷彿とさせる斬新な方法で良かった。